家の中でも雨音が聞こえるほど激しい雨でした。

「乾燥機順調に動いてるかな？」

「問題起きてないかな？？」

と、気になってはいましたが、不安ながらも深い眠りに落ちました。

いつものことではあるのですが、午前3時半頃に一度目が覚めます。

いつもであれば、そのままもう一度眠ることができるのですが、今朝はどうも寝むれない・・・。

昨夜より雨の音は、幾分小さくなってはいるものの未だ降っている。

どうせこのまま眠れないのなら

「乾燥機の様子を見に行って見よう！」

と決心し、早速着替えて雨降るまだ暗い中を車で倉庫へと向かいました。

車の時計を見ると時刻は4時35分、雨で濡れた道路は車のライトで鈍く光り白線すらも見ずらい。

視界が悪いので、安全速度で走行し無事倉庫の近くまで来た時、外気を入れようと窓を少し開けました。

すると

「ピーッ！ピーッ！！ピーッ！」と微かに音が聞こえす。

「？？？」

「ひょっとしてトラックがバックしているブザー音かな・・」

と考えながらも、そのまま車で倉庫へ近づくと音は大きくなって来ます。

さらに近づくともっと大きくなります。

「ピーッ！ピーッ！！！ピーッ！！！」

「なに！？なに？？」

「これって、警報音でしょ！？」

倉庫のシャッターの前まで行くと

「あちゃ〜！そうこの中からだわ！」

と確信し、身体中に緊張が走りました。

ドアを開け中へ入ると乾燥機にエラーコードが点滅し、激しい音量で警報音が鳴り響いています。

「ヤっバー！これって何時（いつ）からなってたのか？？」

よくもまぁ、警察に通報されなかったものだと冷や汗が出ましたよ。

そんなことより

「この音を止めなければ」

電源を切りマニュアルでエラーコードの意味を調べました。

結果は、ボイラー異常のようです。

しばらくして冷静になった時、頭の中で電球がつきました💡。

「あ〜！！っ、灯油切れか〜！！？？」

「まっ！大丈夫でしょ！」って、浅はかな考えがこんな事態を招いたのです。

とにかく、灯油を追加しないといけないので、ポリタンクを探し

『ここから一番近いガソリンスタンドは？？？」

一番近くのセルフスタンドへ雨降る視界の悪い中を慎重に運転し、１８リットルのポリタンクに給油をし、戻って灯油を補給。

しかし、タンクのゲージはまだ下の方・・・

「これではまだ足らないな・・・」

ってことで、もう一度先ほどのセルフスタンド（片道約10分弱）を往復しました。

無事乾燥機に給油を終え、しばし「ぼ〜っ」としているうちに空は白み始めて来ました。

あせったわ〜！！とにかく焦った！

雨も小降りになって視界も開けた頃、家路につきました。

米の乾燥機を扱う1年生の私は

「失敗は成功の元」

と自分自身を戒め慰めたのです。

こりゃ、まだまだやらかすわ・・・・・。